ウェディングツリーという物を皆さんご存知ですか？

一本の葉のない木にゲストの皆さんにサインと一緒に指印をしてもらいます。その指印の一つ一つが葉っぱとなり、一本の木を完成させます。そうして完成した世界に一つだけの木を、ウェディングツリーといいます。

葉のついていない木は新郎・新婦を表しており、一枚一枚の拇印で作られた葉っぱは"二人への祝福"と"結婚の承認"の意味合いがこめられています。

ウェディングツリーの元々の由来は、お二人のご結婚の承認をゲストから頂くというもの。拇印はまさにゲスト一人一人の承認を表すものであり、それによって作られたツリーは世界に一つだけのツリーとなります。

人によって押し方や拇印の大きさ、形が異なるため、葉それぞれに深みや味わいが出るのが拇印ツリーの魅力。
ウェディングツリーの発祥地の欧米では、結婚式での演出としてこういったものを多く取り入れています。

日本ではまだまだ主流とまではいきませんが、近年の結婚式では日本でもウェディングツリーでの演出に触れる機会が増えてきました。

リースの形をしたものや、風船の形になったもの、鍵をモチーフにしたものなどもあります。

ウェディングリースの丸い形は「永遠」を意味する丸い輪であり、そこに押される拇印は新郎新婦のお二人の永遠の幸せを祈るものとなります。

このように様々なタイプのあるウェディングツリーですが、一生の記念に残るものですので、想いが形になる真心のこもったものを選びたいですね。

ウェディングツリー本体だけでは、ツリーを作り上げることは出来ません。必ず必要になるのは、「インク」「ペン」、スタイルに合わせて「葉っぱ型ハンコ」を用意するのも良いでしょう。

味わい深く、唯一無二の仕上がりになる拇印ですが、手が汚れてしまうというデメリットも。必ず押していただいた後に手を綺麗にするためのウェットティッシュなどをご用意しましょう。

また、ウェディングツリーを初めて体験する方は、ウェディングツリーがどういうものなのかを把握していないこともあります。そういった方の為に、ツリーの葉をどうやって押したら良いか、サインをどうやって書けばいいかなどを詳しく記載した説明書などを横に添えるなどして、迷うことのないようにしましょう。

販売店によってはウェディングツリーと一緒に説明書を同封してくれるものもありますので、事前にしっかりとチェックを。

手が汚れないように、ハンコスタンプを用意するのもいいでしょう。これならば手を汚す心配がないので、どなたにでも気軽にスタンプを押していただくことが出来ます。

ウェディングツリー用の葉っぱスタンプは様々なものが売られていますが、サイズについては良く確認してから購入しましょう。また、使う色数分のハンコを準備することを忘れないようにしてください。ハンコ毎に色を使い分けないと、折角の綺麗な色が混ざり合ってしまいます。

ハンコを使うことでどなたが押しても均一な仕上がりとなりますので、バランスの取れたウェディングツリーが完成します。また、ハンコの種類は多彩にありますので、より一層オリジナル感がアップします。

基本的に紙製のものばかりのウェディングツリーですが、当店のウェディングツリーは国産ヒノキを使用しています。紙とは違い温もりがあり、一つ一つ手作りで仕上げていますので、さわり心地も滑らかです。

また、右側部分がフォトフレーム型になっていますので、式中には説明書を中に入れてゲストの方にわかりやすく伝えることが出来ます。式が終わった後には、お二人のお写真を入れてフォトフレームとして飾っていただくことが出来ます。

名入れが出来るウェディングツリーと写真立てが組み合わさったものは他で見ることが出来ません。